製作工程
黒谷美術株式会社のこだわり
● 伝統という礎と、先進の技術が織りなす美と技のシンフォニー
● 原形制作から仕上げ、着色までの一貫生産と先進技術で
生み出される高品質な製品は、世界へと羽ばたきます。
● 世界で活躍する全てのアーティストのアトリエでありたい。
● 美の創造のリーディングカンパニー
● 原形制作から仕上げ、着色までの一貫生産と先進技術で
生み出される高品質な製品は、世界へと羽ばたきます。
● 世界で活躍する全てのアーティストのアトリエでありたい。
● 美の創造のリーディングカンパニー
『黒谷美術株式会社』
黒谷美術の取り組み(1)
ロストワックス鋳造法【製作工程】
黒谷美術の取り組み(2)
ガス型(CO2型)鋳造法【製作工程】
黒谷美術の取り組み(3)純金仏像の組立仕上作業

1.発注者に提案し了解を受けたイメージデザインに基づき完成時(総高さ10.7m)の1/10に縮小した原型を製作し発注者に承認を受ける。

2.承認受けた1/10縮小原型を元に原寸大鋳造用発泡スチロール原型の製作を進める。

3.ブロック毎に発泡スチロール原型を仮組立し細部の修正を行う。
58分割で製作した発泡スチロール原型は工場内で組立し発注者の承認を受け鋳造作業の工程に入る。
58分割で製作した発泡スチロール原型は工場内で組立し発注者の承認を受け鋳造作業の工程に入る。

4.社内規格の燐青銅地金を使用しガス型鋳造法で分割鋳造する。

5.分割鋳造された鋳物はパーツ毎に切削、研磨工具を用いて仕上げされる。

6.完成時は総高さ10.7mになるため工場内では蓮台部分、像本体部で組立作業を進める。
接合はアルゴンガス溶接(TIG溶接、MIG溶接)で行う。
接合はアルゴンガス溶接(TIG溶接、MIG溶接)で行う。

7.ステンレス(SUS304)の補強材を像の内部に取付ける。

8.現地への運搬・組立・仕上加工作業を考慮し、8ブロックに組立る。

9.レッカーを使用しての現地組立作業。

10.組立が完了した8ブロックはアルゴンガス熔接での接合となる。

11.仕上作業完了後低汚染弱溶剤フッ素樹脂塗料で塗装する。

12.総重量32.3TON(内部のSUS補強材を含む)の大型仏像が完成する。
黒谷美術の取り組み(5)ブロンズ像の移設・補修(復元)作業
黒谷美術の取り組み(5)ブロンズ像の補修作業
1.取り外し作業(A)
1.取り外し作業(B)
重機を使用して取り外しを行うブロンズ像は、アンカーボルトで固定されているため地山部の一部に開口部をつくりアンカーボルトを切断しブロンズ像を取り外す。
重機を使用して取り外しを行うブロンズ像は、アンカーボルトで固定されているため地山部の一部に開口部をつくりアンカーボルトを切断しブロンズ像を取り外す。
2.取り外し工場へ搬入(A)
工場に搬入されたブロンズ像。
工場に搬入されたブロンズ像。
2.取り外し工場へ搬入(B)
工場に搬入されたブロンズ像。
工場に搬入されたブロンズ像。
3.色落とし
サンドブラスト処理で色を落とし補修作業に入る。
※サンドブラスト:高圧空気を利用し研磨材を像の表面に吹き付ける方法。
サンドブラスト処理で色を落とし補修作業に入る。
※サンドブラスト:高圧空気を利用し研磨材を像の表面に吹き付ける方法。
4.溶接作業
アルゴン溶接機にて取り外し、補修作業のため作った開口部等を復元、溶接する。
アルゴン溶接機にて取り外し、補修作業のため作った開口部等を復元、溶接する。
5.仕上作業(A)
開口部等復元のため溶接された個所を切削、研磨工具を用いて元の形状に復元する。
開口部等復元のため溶接された個所を切削、研磨工具を用いて元の形状に復元する。
5.仕上作業(B)
仕上作業で復元が完了したブロンズ像(男性)。
仕上作業で復元が完了したブロンズ像(男性)。
5.仕上作業(C)
仕上作業で復元が完了したブロンズ像(女性)。
仕上作業で復元が完了したブロンズ像(女性)。
6.着色作業(A)
着色は人工的に酸化被膜を生成させ美しい着色被膜を得る方法である。
仕上作業が完了したブロンズ像は脱脂処理を行った後、前処理着色として下色(黒褐色または茶褐色)を施す。
着色は人工的に酸化被膜を生成させ美しい着色被膜を得る方法である。
仕上作業が完了したブロンズ像は脱脂処理を行った後、前処理着色として下色(黒褐色または茶褐色)を施す。
6.着色作業(B)
下色後、バーナーで加熱しながら塩化アンモニア水やその他の酸化材を混ぜた溶液を軟い刷毛等で刷き、天日で乾燥させた後水洗いする。この作業を数回繰り返す。
下色後、バーナーで加熱しながら塩化アンモニア水やその他の酸化材を混ぜた溶液を軟い刷毛等で刷き、天日で乾燥させた後水洗いする。この作業を数回繰り返す。
6.着色作業(C)
自然の緑青に近い酸化被膜がブロンズ像の表面に生成される。
自然の緑青に近い酸化被膜がブロンズ像の表面に生成される。
7.着色完了
監修者の検収を受け工場での補修作業が完了する。
監修者の検収を受け工場での補修作業が完了する。
8.設置作業(A)
新設された台座に重機を使用し設置作業を行う。
新設された台座に重機を使用し設置作業を行う。
8.設置作業(B)
台座とブロンズ像を固定するためにエポキシ樹脂接着剤の充填。
台座とブロンズ像を固定するためにエポキシ樹脂接着剤の充填。
8.設置作業(C)
ブロンズ像下部に取り付けられたステンレス製アンカーボルト。
ブロンズ像下部に取り付けられたステンレス製アンカーボルト。
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TEL.
076-462-7311
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黒谷美術株式会社 立山工場
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Eメール tateyama@kurotani.jp
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