英傑シャクシャイン像

シャクシャインは、松前藩に対して戦いを起こしたアイヌの首長です。蝦夷地(北海道)には、古くからアイヌの人々が暮らしていましたが、江戸幕府によって松前藩はアイヌの人々との交易を独占的に認められていました。松前藩の不公平で一方的な取り引きに対してアイヌの人々の不満が噴出し、1669年にシャクシャインがアイヌの人々を率い、抵抗の戦いが起こりました。はじめ、アイヌ側は優勢でしたが、松前藩が用意した鉄砲などの火器により形勢は逆転されてしまします。多くの命が失われ、戦いは双方の話し合いにより和議へと終息する運びとなりました。しかしながら、和議の約束は偽りで、酒宴の席でシャクシャインらは松前藩勢に囲まれ殺害されてしまいます。
今日、アイヌの人々は先住民族としての復権活動を行い偏見差別のない社会を目指しております。その思いは、衆参両院において「アイヌ民族を先住とすることを求める決議」の採択を得るに至りました。
「英傑シャクシャイン像」はアイヌの住む土地から全世界へ向けて、あらゆる民族と共存共栄をしながら平和な未来を願っております。そして、生まれ育ったアイヌの土地の恵みに感謝する拝礼の姿えおとっております。

種類 肖像
大きさ H440cm W210cm D170cm
素材 燐青銅
原型作者 田端 功
設置場所 北海道新ひだか町 真歌(まうた)公園
設置年度 2018年9月
作成期間 3ヶ月

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